今日の株式

「かつてあったことはこれからも起きる」ウィリアム・ディルバート・ギャン

働き方改革の本命とは?

 

RPAの威力 ~ロボットと共に生きる働き方改革~

RPAの威力 ~ロボットと共に生きる働き方改革~

 

 2018.1.21発行の日経ヴェリタスで紹介している。

 

RPA(Robbotic Process Autmation)

「将来的に人間がロボットに置き換えられるのでは」という不安に対し、本書はRPAの導入により人間はより創造性の高い業務に集中できるとして「RPAこそ働き方改革の本命である」と反論する。人間の真価はロボットの進化が生み出すとの指摘は示唆に富む。

 手書き文書はワープロそしてマイクロソフトオフィスに進化した。

Windowsの利用から1つの机でいくつもの机上で仕事ができるかのようになった。

PC上のフォルダー利用でファイリングもコンパクトになった。場所を取らずサッと取り出せるようになった。スマホを利用して自宅のセキュリティを管理することも出来るようになった。

 

昨日書いた

デジタル経済 日本に落とし穴 - 今日の株式

の筆者 山田久氏は、PC上の単純業務も「中スキル」から「低スキル」の労働に転換すると述べているのだと理解している。

ロボットは人間を排除するかのように進化している事実が危機感となっているのだ。

 

しかし、果たしてロボットを導入し運用できる企業がどれほどあるのだろうか?

 

これまでの汎用機や周辺機器の導入、PCの導入、企業の標準化やセキュリティにはお金がかかった。

資産にしたくなければリースにする。保守も必要だ。アップデートもしなければならない。それにもお金がかかる。

それらを出来ない企業はいまだに手書きや何十年も前に導入した機器を使っているだろう。

売り上げが多く、従業員数も多く、時価総額の高い企業はIT化が進むだろうが

そうでない企業はまるで追いつかない昭和の時代が続くのではないだろうか。

明確な二極化が進行するような気がしてならない。

 

任天堂が4月20日から発売するという「ニンテンドーラボ」はダンボールを使って遊び方を自分で見つけるというゲームだ。

遊び方を自分で見つける” というスタンスに、人間がこれから生きる上で大切なことを教え込むようなゲームを作ったのだろうな、と思った。

 

流行はせいぜい2,3年で終焉を迎えることが多いが進化は止まらない。

この本に書かれている「人間の創造性」やその事例はとても面白かった。

課題解決、問題解決に目が向けられていた。

 

働き方改革の本命はそこなのだと思う。なぜ給料が上がらないのか、なぜ消費が上向かないのか。

なぜ大企業と零細企業の差が大きいのか。

それらを一番に解決しなければならないのは企業のトップ、そして働き方改革を声高に叫ぶ政治家自身の思考ではないだろうか。